ゆらゆら流れる灯りに、「ありがとう」をのせて。
夏の夕暮れ。
川辺に浮かぶ、たくさんの小さな灯り。
「どうして、灯籠を流すの?」
そんな子どもの素朴な「なんで?」から、日本の夏に受け継がれてきた灯籠流しの文化と、家族を想う気持ちに出会う絵本です。
日本の夏には、子どもに伝えたい物語があります。
お盆になると灯される、迎え火や送り火。
家々にともる盆提灯。
そして、水面をゆっくりと流れていく灯籠。
子どもに説明しようとすると、
「お盆って、なに?」
「ご先祖さまって、だれ?」
「どうして灯りを流すの?」
意外と答えるのが難しいものです。
『灯籠流しのたからもの』は、難しい説明から始めません。
主人公の「あおくん」が、おばあちゃんと一緒に夏の時間を過ごしながら、灯りに込められた気持ちに少しずつ触れていきます。
物語を楽しんでいるうちに、
日本の文化が、子どもの心の中へそっと入っていく。
この絵本が伝えたいこと
灯籠流しには、地域によってさまざまな形や意味があります。
この絵本で大切にしているのは、行事の知識を覚えることだけではありません。

昔から今へ受け継がれてきたもの。
会ったことのない家族へも続いていくつながり。
大切な人を想う気持ち。
そして、日々の中にある「ありがとう」。
一つの灯りから、親子でそんなことを話すきっかけが生まれたらと考えています。
読んだあとに、「なんで?」が始まる。
「灯籠は、どうして水に浮くの?」
「紙なのに、どうしてすぐ沈まないの?」
「お盆は、地域によって同じなの?」
「世界にも、灯りを使う行事はあるの?」
絵本を読み終えたところが、探究の終わりではありません。
むしろ、そこからが始まりです。
灯り、水、浮力、素材、日本の行事、地域の文化、家族の歴史。
ひとつの物語から、子どもの興味はいろいろな方向へ広がっていきます。
そんな「もっと知りたい」を大切にしています。
こんな親子におすすめです
- 日本の季節の行事や文化を、子どもに自然に伝えたい
- 「お盆ってなに?」を親子で話すきっかけがほしい
- 知識だけでなく、気持ちや家族のつながりも大切にしたい
- 絵本から実際の体験や探究へ広げたい
- 夏休みに親子で読める一冊を探している
物語のあとには、親子で楽しめる「探究ページ」も。
お盆や灯籠流しについて、子どもの「もっと知りたい」を広げる探究ページを収録しています。


ここには、本文の世界観が伝わる見開きや場面を2〜3点掲載するのがおすすめです。
「灯籠流しそのもの」の場面だけではなく、
夏の夕暮れ → おばあちゃんとの会話 → 川を流れる灯籠
と、物語の流れが感じられる画像を選ぶと、絵本としての魅力が伝わります。
絵本から、本物の体験へ。
もしお住まいの地域や旅先で灯籠流しが行われていたら、絵本を読んだあとに親子で訪れてみてください。
本で見た灯りと、本物の灯り。
川の音。
夕暮れの空気。
水面に映る光。
実際にその場へ行くことで、絵本の中の出来事が子ども自身の体験へ変わります。
そして、きっとまた新しい「なんで?」が生まれます。
読む。聴く。見に行く。やってみる。
一冊の絵本から、親子の探究をもっと先へ。

書籍情報
レーベル:未来ぷらすBOOKS
ジャンル:絵本/日本文化/親子の探究
おすすめ:幼児〜小学校低学年を中心とした親子の読み聞かせに
形式:Kindle版/紙の本(ペーパーバック)amazonで『灯籠流しのたからもの』を見る →
紙の本でも、電子書籍でも。
『灯籠流しのたからもの』は、Amazonでお読みいただけます。
スマートフォンやタブレットですぐに楽しみたい方はKindle版を。
ページをめくりながら親子でゆっくり読みたい方や、手元に残しておきたい方には、紙の本(ペーパーバック)をご用意しています。
未来ぷらすBOOKS「なんで?」の続きを、絵本で。
未来ぷらすBOOKSは、子どもの好奇心を物語や絵本から広げていく出版レーベルです。
読んで終わりではなく、話して、調べて、見に行って、体験してみる。
一冊の本が、子どもの世界を少し広げる入口になることを目指しています。
絵本の世界を、音楽でも。
CurioGroove「灯籠流しのたからもの」
この物語の世界は、CurioGrooveの音楽でも楽しめます。
ゆらゆらと流れる灯り。
夏の夕暮れ。
大切な人を想う気持ち。
絵本を読んでから聴いても、歌を聴いてから絵本を開いても。
同じテーマを「読む」と「聴く」の両方から体験することで、子どもの中に新しい発見が生まれます。







